本格的な高気密住宅のメリット


高気密・高断熱住宅というのは、具体的 にどんな住宅?
2003年から全ての住宅で機械換気が義務づけられました
隙間がないので花粉、土ホコリ、排気ガスが入ってこない
家の中に温度差が少ないと風邪、脳卒中、肩凝りに効果!
24時間換気でカビも生えにくく、洗濯物も乾きやすくなります!


★高気密・高断熱住宅というのは、具体的にどんな住宅?

 昔の住宅は隙間を集めると30cm角の穴が2つ開いてる勘定だと言われました。
 アルミサッシが普及してきてからは120m²の住宅だと17cm角の穴が2つ分になりました。
これが低気密住宅。
 次世代省エネ基準が出来て、北海道では相当隙間面積が2cm以下となりました。11cm角の穴が2つ開いてるのだから世界的には中気密。
 そして高気密のカナダR2000住宅では、7cm角の穴が2つに過ぎず、最近では5cm以下の超高気密住宅も出てきています。

 一方、断熱材は最初は20mmのグラスウールが使われていましたが、途中から50mmになり、現在では90mmから100mmのグラスウールなどの使用が当たり前になってきています。壁の中に入れるので、これを充填断熱といい、世界の主流の断熱工法です。

 これに対して、硬質ウレタンなどの断熱性能の高い断熱材を壁の外側に張り付ける方法も採用されてきています。最近よく耳にする外断熱方式というやり方。壁の外に硬質の断熱材を入れるのですから、50mm以上の厚い断熱材を使うと重い外壁が保持出来なくなります。したがいまして、外断熱だけではどうしても限界があります。

 このため、これからは充填断熱と外断熱をミックスしたものが次第に本命になってゆくと考えられています。



 
★2003年から全ての住宅で機械換気が義務づけられました

  建築基準法が改正され、2003年7月からは全ての住宅で機械換気が義務づけられました。
 1人の人間が健康に生きてゆくには、1時間に4.5帖分の新鮮空気が必要だと言われています。昔の30cmの穴が2つも開いているスカスカの住宅だと隙間から空気が自然に入ってきました。
 しかし、アルミサッシが入り、ボードで覆った住宅に変わって全体に換気不足。とくに風のない日は室内の空気が汚れます。このため、機械換気が求められてきたのです。
 家の中の空気を1時間に半分、つまり0.5回転。2時間で全部入れ替えなさいというのが新しい基準。


 しかし、機械換気さえすれば問題が解決するかというとそうはゆきません。気密性の悪い住宅だと右図のように近場の便所や階段室、浴室などの隙間からの空気を集めて吐き出します。

 1時間に0.5回分の空気を吐き出しているといっても、肝心の遠い主寝室の空気は0.2回転という状態になります。もっと遠い2階の子供部屋の場合は0.1回ということになります。これでは喘息やアトピーになる心配があります。
 つまり、気密の悪い住宅は、穴のあいたストローのようなものです。
 いくら強く吸っても、遠くの寝室や子供部屋の汚れた空気を吸い出してくれない。
 家の中の空気を計画的に換気しようとすると、相当隙間面積が1cm²以下の高気密住宅でないと駄目だということです。

 私どもがR2000住宅に着目し
たのは、この気密性能に最大限の配慮をした健康住宅であったからです。



★隙間がないので、花粉、土ホコリ、換気ガスが入ってこない!!

 機械換気には大きく分けて2種類があります。
 1つは、第三種換気と呼ばれる各室パッコン給気、機械は排気専用のセントラル方式。
 なにしろR2000仕様の高気密住宅ですから、機械で台所、浴室、便所からダクトで集めた汚れた空気を吐き出します。すると、家の中は負圧になり、各部屋に付けられたパッコンから外気の新鮮空気が入ってきます。
 このパッコンに花粉、土ホコリ、排気ガスを濾過するフィルターが付いています。
 したがいまして、家の中にこれらの三大ゴミが入ってきません。フィルターは立地によって異なりますが、年に一度は取替える必要があります。
 そして、この排気専用機は24時間、365日休まず運転させます。かかる電気代は1日30円、月に1000円です。1000円で花粉、土ホコリ、排気ガスが入ってこず、健康が守られるのですから、非常にお徳です。
 ただ、唯一の欠点は、各室に給気の穴を開けますので、外部の騒音が若干入つてくるという点と、寒暖な外気がそのまま入ってくるのでコールド・ドラフト現象(冷気が直に床に落ちる)が起こる場合があります。
 当社の分譲住宅にはスウェーデン製のこの排気専用機が付いています。

 もう1つは、第1種と呼ばれる熱交換型の換気システムです。
 これは、1カ所から給気し、冬は排気する熱で外気を温め、夏は逆に冷やして室内に外気を取入れ、これをダクトで全室へ配ります。
 利点は、空気の取入れ口が1カ所のため外部騒音がほとんど入ってこないことと、熱交換しますので、コールド・ドラフト現象が避けられるという点にあります。
 反面、第三種に比べてダクト工事が大幅に増えるので、イニシアルコストが50%以上余分にかかるのと、ランニングコストが1日50円、月に1500円と、これまた50%アップすることです。そして、ダクトのため、プランが制約されることがあります。
 当社の場合は、注文住宅で顧客様から特別に希望があった場合に限り対応させていただくことにしています。


 横浜では4人に1人が花粉症だと言われています。
 高気密住宅は花粉症そのものを治す力は持っていません。しかし、家の中に入ると花粉症が治まり、薬の使用も大幅に減り、春先が苦しみの季節ではなくなったと、多くの方に喜んでもらっています。
 春先の土ホコリには泣かされます。いくら掃除しても、すぐテーブルなどの上がうっすら汚れてきます。
 高気密住宅で、奥さん方に一番好評なのは掃除が楽になったということです。とくに雑巾がけが極端に減りました。
 ゴミの半分以上は土ホコリ。それがなくなるのですから、奥さん孝行の住宅です。
 石原東京都知事が、いつもペットボトルにジーゼル車の排気ガスを入れ「ジーゼル車の追放なくして子供の喘息は治らない」と公言しています。
 学問的には解明されていませんが、排気ガスが花粉症を悪化させるという説もあります。
 いずれにしろ、排気ガスの侵入を防げるというのは、アトピー症のお子さんが居られる家庭には福音です。



★家の中に温度差がないと風邪、脳卒中、肩凝りに効果!

 排気が台所、浴室、便所から24時間行なわれているということは、部屋の温まった(冷えた)空気は、必ず廊下を通って浴室や便所へゆくということです。つまり、部屋の温度と廊下、浴室、便所の間に温度差がほとんどなくなってきました。
 今までは、
・居間から廊下へ一歩出ると震えました。
・冬、入浴する時、脱衣からお湯に浸かるまでが一苦労でした。
・夜中に、トイレへ行くのに、決死の覚悟が必要でした。

 こうした毎日の、小さな悩みが高気密住宅ではなくなりました。

  一頃は1万人を突破していた交通事故死が9000人台に少なくなってきています。
 それよりも多いのが家庭内の事故による死者。
しかも、家庭内の事故死の40%がなんと浴室内で起こっています。
 浴室内事故死者の数はなんと交通事故死の1.6倍の1万4134人。
 この最大の理由が洗面脱衣室を含めて浴室が暖かくないため。寒いから血圧が上がります。そしてどっぷり熱い湯に浸かるので血圧が激しく上昇と急降下をくりかえします。
 これが、脳卒中や心筋梗塞などの事故を起こすのです。
 家の中で風邪を引くのは、温度差があるからです。暖かい居間から出て寒い玄関で長話しをして風邪をひいたり、陽当りでうたた寝しているうちに陽が陰って風邪をひいたりします。
 また、夏の熱帯夜に汗をかき、扇風機を消し忘れての夏風邪も多くあります。

 関東地域でR2000住宅の第1号は青葉区の玉置宏邸。
 喉の商売ですから、風邪には細心の注意。この玉置さんは「もう入居して11年になりますが、この間一度も風邪をひかなかった。年をとればとるほど有り難味が出てきます」と大喜び。

 男の中にも寒がり屋さんがいますが、とくに女性の中には低血圧で寒がり屋さんが多くみかけます。
 血行が悪く、サーモグラフィで見ると手先とかが真っ青。とくに足の先が冷えています。
 寒さで身体の筋肉がこわばり、ますます血行を悪くして、肩凝りなどの症状が起こってきます。
 ところが、温度差の少ない高気密住宅に住むと、
「身体の芯にあった氷が溶けた感じで、薄着で生活出来るようになった」という感想を多くの人から聞くことが出来ます。
 つまり、今までは冬は身構えて生活していたのです。このため身体が凝っていたのです。


★ 24時間換気のメリット

 高気密化に伴い建築基準法で義務付けられたものですが、
多くの住宅は小型の換気扇を取り付けて基準をクリアしています。

給気口以外の隙間などから空気が流入し計画換気とは異なった状況になっていますが、弊社では高気密にすることによって計画換気に近い状態になります。

このことにより空気のよどみが少なくカビが生えにくくなっています。

カビが発生しやすい箇所で代表されるのが窓ですが、ペアガラスを採用することにより断熱層を設けていますので結露が起こりにくくカビが生えることはほとんどありません。

窓以外でカビが出やすいのは、脱衣所とキッチンですが、両方ともに付近に排気を行っているので天井や壁にカビが生えにくく快適に過ごせます。


* 入居時に使用等についてご説明いたしますが、個々の使用状況によりことなる場合もございます。


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